どうも、コニーです。


前回ちょうど薬屋のひとりごとのキャラ紹介に区切りがついたので、今回は久しぶりに考察系の内容を書こうと思います。


今回考察するのは
薬屋のひとりごとの最も悲しい話、「蜂蜜をめぐる話」についてです。

私が薬屋のひとりごとを読んで、ここまで誰も報われない話があるのかと衝撃を覚えた話です。


蜂蜜というなんの変哲もない食材が起こした悲劇。

そんな蜂蜜の話について詳しくみていきましょう。


薬屋のひとりごとの
蜂蜜をめぐる話


早速薬屋のひとりごとの蜂蜜をめぐる話を考察していきましょう。


まずはその蜂蜜の話を振り返ります。

この蜂蜜の話は園遊会で里樹妃が狙われたことから始まります。

里樹妃に毒を盛った犯人を調査している最中、その犯人とされる侍女が自殺します。


それから場面は変わり、里樹妃と玉葉妃のお茶会が開かれました。
そこで猫猫は里樹妃が蜂蜜を食べられないのに気づきます。


お茶会の様子を聞いてきた壬氏に柘榴宮に行くよう命じられた猫猫は風明の実家が蜂蜜農家をやっていることを知ります。


その後風明の部屋に呼ばれた猫猫はそこで自殺した侍女の靴を発見、風明が事件に関与していることが明らかに気付く。


その後里樹妃が蜂蜜を苦手な理由が気になった猫猫は、 里樹妃が赤子の頃に誤って蜂蜜を食べ死にかけたことを聞きます。


そこである確信を得た猫猫は風明の元へ話をつけに向かいます。

いきなり阿多妃がもう妊娠できないことを言い当てたり、 その原因を作った医者が自分の養父であることを伝え、動揺を誘う猫猫。

そして猫猫の推理が始まります。


出産で体調の崩した阿多妃の代わりに赤子の世話をしていた風明。

実家が蜂蜜農家を営んでいる風明は毒のある花の蜂蜜に毒があるのは知っていました。
でも毒もない普通の蜂蜜が赤子にとっては毒になることを知らなかった。


そう、滋養があるとされる蜂蜜を良かれと思って赤子に与えましたが、それが赤子には毒だということを風明は知らなかったのです。


そして赤子は亡くなった。
自分が蜂蜜を与えたせいだと阿多妃にバレたくなかったでしょうね。

里樹妃は先帝が亡くなる前は阿多妃にとてもなついていました。
そしてある時里樹妃が風明にかつて蜂蜜をなめ生死をさまよったことを伝えます。

いずれ里樹妃の口からそのことが阿多妃に伝わり、阿多妃が自分の息子の死因が蜂蜜だと気付くかもしれない。

そう考えた風明は里樹妃を遠ざけます。


先帝の死後、里樹妃は出家し、もう大丈夫だと思った。
でも里樹妃は上級妃として阿多妃の元へ帰ってきてしまった。

そして風明は里樹妃を殺そうとしたのです。

風明は阿多妃を尊敬し、大切に思っていました。
そんな人の最も大切な子供を自分の手で殺してしまったという罪悪感。


このシーンを見るだけで胸が痛くなってきます。

自分のせいだという自責の念。
そしていつかバレて尊敬する阿多妃から見限られる恐怖。

それを17年間過ごしてきたんです。
とても苦しかったと思います。


おそらくその与えた蜂蜜というのも自分の実家のものだったんでしょう。
自分が最も詳しく安全だと思っていたものが原因だというのも、さらに風明を苦しめたに違いありません。

最後は猫猫の提案により毒を盛った理由を、阿多妃が後宮に残るためとして、蜂蜜の件は明るみにならないようにしました。


結果的に言えば風明が蜂蜜で赤子を死なせてしまったのは事故です。
ですが周りも風明自身もそうは思わないでしょう。


誰も報われないなんとも悲しい話です。

薬屋のひとりごとではこういうダークな部分も出てきますが、なんともなぁ…

薬屋のひとりごとの蜂蜜の事故は実際どうなの?


薬屋のひとりごとでは悲しい事件を引き起こした蜂蜜。


実は薬屋のひとりごとだけの話ではないんです。


ここからは実際に赤子が蜂蜜を食べたときの危険性について見ていきます。

蜂蜜にはボツリヌス菌という菌がいます。

ボツリヌス菌は土壌などに広く生息している細菌で、大人の腸内に入っても他の腸内細菌との競争に負けるため通常何も起こりません。

ですが一歳未満の赤ちゃんが蜂蜜を食べると腸内環境が整ってないので、ボツリヌス菌が毒素を出し、最悪の場合死に至ります。

そのため厚生労働省では1歳未満の赤ちゃんが蜂蜜を食べないよう注意を促しているし、蜂蜜にはそういう注意書きもしてあります。

しかしそういった知識がなかったり、加熱すれば蜂蜜を与えても大丈夫という誤った知識が事故を招きます。

蜂蜜のボツリヌス菌は120℃で4分加熱しないと死なず、一般家庭ではまず処理できません。

薬屋のひとりごとの時代ではこういった知識が広く伝わっていなかったのでしょう。

蜂蜜農家という蜂蜜に最も接している家の娘でも知らなかったのですから、それこそ医師でなければ知らない知識だったのではないでしょうか。

ちなみに蜂蜜の他にも、刺身や寿司といった生魚も赤ちゃんに与えるのは避けるべきだそうです。


こういったことは知らなければ気にしないと思うので気をつけたいですね。


『薬屋のひとりごとの蜂蜜の話を掘り下げて見たら…』のまとめ

どうでしたか?


蜂蜜の話、なんとも悲しい話でした。

薬屋のひとりごとというものは私たちにたくさんのことを教えてくれますね。


この誰も報われないような悲劇を現実にしないためにも、蜂蜜に限らず食べ物の正しい知識を身につけることが大切ですね。

今回はこの辺で!


ではでは!