どうも、コニーです。


皆さんも知っての通り、
薬屋のひとりごとは中国を連想させる東洋の国が舞台となっています。

なので薬屋のひとりごとを読んでいると、
文化など、ところどころ理解できないこともありますよね。

ガンガン版のコミカライズ「薬屋のひとりごと」の2巻では、
主人公の猫猫にいろんな人が簪(かんざし)などを贈るシーンがあります。

作中では猫猫だけが簪の意味がわからないという風になっていますが

その意味がわからず、
猫猫と一緒に首を傾げた方もいると思います。

私もそうです笑

そこで今回は薬屋のひとりごとでの簪の意味を考察していきたいと思います!!

まずは簪が登場する薬屋のひとりごと2巻の第六話『園遊会(その①)』を読んでみてください!
この後の項で私が解説しますので、とりあえずどんなものだったか知っておきましょう!!


薬屋のひとりごとの簪の意味(2巻)


さて、ではそもそも薬屋のひとりごとでは
簪がどのように描かれていたか振り返ってみます。


簪の話はコミカライズ版「薬屋のひとりごと」の2巻と3巻に描かれています。

しかし2巻と3巻では少し簪の意味合いが変わっているように思うので、まずは2巻から考えていきます。

2巻がどんな話だったかなという方はこちらにまとめてあるので読んでください‼︎

薬屋のひとりごとで最初に簪が出て来たのは、壬氏が猫猫に簪を渡したシーンです。


このシーンでは簪をもらった猫猫に対して、他の侍女たちがうらやましいと言っています。


そしてそれに対し玉葉妃は

「私だけの侍女じゃなくなっちゃった」

と反応しています。


このシーンの直前では玉葉妃が自分の侍女たちに 首飾りなどの贈り物をしています。


それを贈る際に
「変な虫がつかないように印をつけておかないとね」
という言葉も発言していることから 一種のマーキングのようなものだと判断できます。


その後猫猫は園遊会で 桜花(インファ)から

「花の園にいる優秀な人材を勧誘する。違う意味もある」

という言葉を聞きます。


そして李白から簪をもらいました。

このとき李白は猫猫だけでなく、 他の参加者にも簪を配っていました。

ここだけ見ると

「あれ?そんなに重要なものではなかった?」

と疑問を持つかもしれません。

しかしその直後に梨花妃から簪をもらうイベントが発生しています。


梨花妃は猫猫に対していきなり簪を渡して帰っていきます。


その状況を見て桜花たちは

「これは玉葉妃が拗ねるどころじゃない」

とコメントしています。


梨花姫は同じく「薬屋のひとりごと」の2巻で、
猫猫に病気を治してもらったという背景があります。

ここまでが2巻の簪に関連する話です。

完全にこれというようにいうことはできませんが、
バレンタインチョコに近いのかなと思いました。


こう考えると玉葉妃の最初のコメントは

「これ、本命だからね!他の人からもらわないでよね!」

と彼女みたいな感じになります。


そしてその直後に壬氏は

「これやるよ」

と言って簪(=チョコ)を渡します。


こうして見ると壬氏が 照れ隠しに素っ気なくチョコを渡すツンデレキャラ みたいに見えてきますね笑

となると
李白のものはみんなにあげる義理チョコ。


梨花妃からのものは
「ヒロインフラグが立っている女からのチョコ」 になるので、
彼女ポジ(?)にいる玉葉妃からすると面白くないでしょう。


「なんなのよあの女!私の男にちょっかいかけて!」


みたいな。

こう考えると 薬屋のひとりごとにおける
簪をもらったときの周りの反応というのもしっくりきます。

猫猫モテモテですね笑

そしてそれに気がつかないとかラノベ主人公かよ笑
とか思ってましたがそういえばそうでしたね。



薬屋のひとりごとの簪の意味(3巻)


「薬屋のひとりごと」の2巻では先ほどの場面の後、
毒騒動があり、簪には触れていません。

再び簪が出てくるのは「薬屋のひとりごと」の3巻です。


3巻の内容を忘れちまったぜ!という方は3巻についての記事を読めばわかりやすいですよ。


実は結論から言うと、

3巻において 簪はバレンタインチョコよりも結婚指輪としての側面が強いです。


3巻の冒頭のシーンでは
猫猫が友人の小蘭から
「簪があれば後宮から出られる」
と聞き、詳しく教えて欲しいと頼んでいます。

小蘭がいうには

・簪があれば後宮の外から中の女官を呼ぶことができる
・逆に簪を使えば侍女側から出して欲しいと呼びかけることができる

という風習があるそうです。

後宮から出るというと軽く捉えがちですが、
この薬屋のひとりごとの舞台背景を考えると
結構ハードルが高い行為な感じがします。


この話を聞いた猫猫は、李白に後宮から出してもらおうと考えます。

その話をするために木簡を送るのですが、
それを受け取った李白は


「あれは義理だったんだよなぁ。本気にされると困る」


と思っています。


そしてその後いろいろあり、
猫猫は李白と里帰りをすることになります。

すると桜花たちからとても祝福されます。

先ほど簪はバレンタインチョコみたいなものと話しましたが、


この流れを見ると
バレンタインチョコにしては大事では?と思うでしょう。


バレンタインチョコで後宮から出られるとは思えません。

ここで考えるのは
「薬屋のひとりごと」の舞台は中国みたいなところ ということです。


何が言いたいかというと、
「簪にはバレンタインチョコ以外にも役割がある」
ということです。


よく考えてみれば簪に役割がいくつかあってもおかしくありません。
そう考えると簪は
「プロポーズの指輪」としての役割もあったのかもしれません。

指輪と考えれば後宮から出して欲しいという意味に値するものですし、
それをもらって後宮を出ることは日本でいう寿退社と同じです。


そりゃ祝福されますよね。

そういうフィルターをかけると

3巻のシーンは
猫猫は後宮を出るために 李白の求婚を受けた
ように見えるんです。

リアルでやったらやばいですね笑

薬屋のひとりごとはあくまでフィクションなので、
どこまで詳しく設定があるかはわかりませんが、


薬屋のひとりごとにおいて簪は


・バレンタインチョコ
・結婚指輪


の2つの側面があるのかなと考えられます!



薬屋のひとりごと以外での簪を贈ることの意味(歴史的背景)

薬屋のひとりごとでの簪の意味は先ほど解説しました。


そこで薬屋のひとりごと以外での簪の意味はなんだろうと思い、調べてみました。

調べてみると薬屋のひとりごとの元ネタと思われる風習がいくつか見つかりました!!


今回は薬屋のひとりごとの舞台のモデルとなっている中国と、
日本での簪の意味合いについて考えていきます。

薬屋のひとりごとの舞台中国で簪を贈ることの意味は?


まずは中国の方から。


中国では古くから男女ともに髪を伸ばす習慣がありました。
そして簪は男性が地位や職種を表す冠を髪に留めるために使われていました。


薬屋のひとりごとの中でも
壬氏をはじめとして髪を伸ばしているキャラが多いですよね。


今でこそ簪は女性のものというイメージが強いですが、
昔は男性にとっても重要な実用品だったんですね。

そんな簪ですが、
簪を贈ることが求婚を表すという文化は確かにあったそうなんです。

古代の中国では貴族に対して
六礼(ろくれい)という結婚についてのルールがありました。

六礼とは、
納采(のうさい)
問名(もんめい)
納吉(のうきつ)
納徴(のうちょう)
請期(せいき)
親迎(しんげい)

の六つの儀式を意味します。

ややこしいですね笑


今回はそれぞれの解説は省きますが、
最初に行う納采という儀式で
男性側が仲人を立て、女性側に贈り物をするのです。


この時にその贈り物を女性が受け取ると
婚姻の意思があると見なされるわけです。


で、その時に贈られるものに簪があったそうです。

贈り物を受け取ることが婚姻OKの合図なんてびっくりですよね!


…なんでしょう。

猫猫がそこらの男からの贈り物をなんとなく受け取ってしまう図 が浮かんできました笑

そして壬氏がめっちゃヤキモチ妬きそう笑

ほんとにやりそうですね。


このように昔の中国では簪は婚礼の時に贈られるものだったということですね。

日本で簪を贈ることの意味は?


次に日本ではどうでしょうか。


日本には中国から様々な文化と一緒に髪飾りも伝わってきました。

髪飾りは江戸時代の末期に一番流行ったらしいです。

そして様々な職人が平打簪、玉簪、花簪、びらびら簪などたくさんの種類の簪を生み出しました。

なんとなく京都の舞妓さんとかのイメージがありますよね。


そんな簪ですが、日本でも求婚と結びつきがあります。

例えば高知に伝わるよさこい節には
「おかしなことよな はりまや橋で 坊さんかんざし 買うをみた」
という一節があります。


これは修行に励む僧侶が、
本当は禁止されているのに恋人のために簪を買っているのを見た
というスキャンダルの歌です。

この歌から江戸時代には
男性から女性に簪を贈るのは特別なことだったということがわかります。


結婚指輪みたいな感じですかね。

ちなみになんですが、
なんとこの買い物が騒がれたせいで二人は追放され、
離別することになってしまうのです。


…いつの世も文春砲ってあるんですね。


まあそれはおいといて最後に一つ。


実は「妻」という漢字に簪が関わっています。


この妻という漢字は頭に3本の簪を立て、
それを手で整える女性の姿を表す象形文字なのです!!


これは驚きですよね。
妻と簪が関係あるなんて調べるまで知りませんでした。

ぜひプロポーズのときにお使いください(小声)

『薬屋のひとりごとの簪の意味とは?』のまとめ

最後に薬屋のひとりごとの簪の意味のまとめです。


薬屋のひとりごとにおいて簪は


・バレンタインチョコ
・結婚指輪


の2つの意味があります。


そして実際の中国や日本でも
簪は結婚指輪のように使われていた歴史がありました。

薬屋のひとりごとはこういうところに結構忠実だということですね!

これからもそのようなネタがあればまた調べようと思います。

薬屋のひとりごとの新刊が楽しみですね。


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本ページの情報は2019年7月時点のものです。
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